harmo様 AI活用によるPR動画制作
harmo様 AI活用によるPR動画制作
harmo株式会社 様

全体として、とても自然な形で
仕上げていただき、大変感謝申し上げます。
お客様情報
- 業種:医療・ヘルスケア(お薬手帳の電子化、AI-OCRによる薬剤情報のデジタル化)
- 動画の用途:学会での上映・ブース展示、および公式サイトへの掲載
- 動画尺:約1分15秒
導入の背景
今回のプロジェクトは、「学会でharmoシステムのサービスを紹介する映像をつくりたい」というご相談がきっかけでした。
薬剤情報をAI-OCRでデジタル化するというサービスの性質上、その価値は「実際に使っているところを見てもらう」のが一番伝わりやすい一方で、医療現場での撮影には患者情報の取り扱いをはじめとした制約があり、実写での制作はハードルの高いテーマでした。
そこで当社より、AIを活用した映像制作をご提案。サービスの利用シーンを映像として再現することで、撮影の制約を受けずに「導入するとどうなるか」を具体的に描くことができます。
また、学会で興味を持たれた方が自然に情報へたどり着けるよう、動画の最後に検索キーワードを提示し、Webサイトへ誘導する構成としました。上映して終わりではなく、その後の接点につながる一本にすることを目指しています。
制作の流れ
今回の制作は、絵コンテ → サンプル動画 → 字幕版 → 最終版 と段階ごとにご確認いただきながら進めました。各段階でお客様から非常に丁寧なフィードバックをいただけたことが、完成度を大きく高めています。
① お打ち合わせ — 方向性と確認事項のすり合わせ
まずはお打ち合わせの場で、動画の目的・使用シーン・伝えたいポイントを整理しました。あわせて、制作を進めるうえで確認が必要な事項をこちらから質問させていただき、認識のズレがない状態で次の工程へ進みました。
② 絵コンテの作成

ヒアリング内容をもとに、当社で絵コンテを作成しました。「課題提起 → harmoシステムの仕組み → 導入によるメリット → 検索キーワードによる誘導」という流れで全体を構成し、カットごとに「どんな映像を、どんなナレーションで見せるか」を具体化。生成に入る前の段階で、お客様と完成イメージを共有しました。
AIを活用した制作では、この工程を丁寧に行うことが特に重要です。方向性が固まらないまま生成を始めると、素材は大量に出せても、一本の映像として成立するカットが揃わないためです。
③ 資料のご提供とフィードバック
絵コンテをご確認いただき、お客様から追加資料と、修正のご要望・ご質問をいただきました。動画内で使用するUI画像についても、最新のものをご提供いただいています。この段階で現場の実情に関する情報を共有いただけたことで、次の制作工程での手戻りを大きく減らすことができました。
④ 制作 — AIによる映像・ナレーション生成と編集

確定した絵コンテをもとに、各カットの映像とナレーション音声を生成しました。1カットにつき複数パターンを生成し、構成の意図に合うものを選定。想定と異なる場合はプロンプトを調整し、納得のいく素材が揃うまで生成と選定を繰り返しています。

生成した素材をつなぐだけでは一本の映像にはなりません。カットの尺とテンポの調整、全体のトーンを揃える処理、BGM・効果音の選定とミックスといった仕上げは、すべて当社の編集担当が手作業で行っています。
⑤ サンプル動画のご提出とフィードバック
まずは字幕を入れる前のサンプル動画をご提出し、方向性をご確認いただきました。
方向性については特に問題ございません。
修正に関してはAIで出来る限界の部分もあると思いますので、可能な範囲で修正いただければという認識で記載をしております。
AIでできること・難しいことを踏まえたうえでご要望を整理してくださったため、優先順位をつけて対応を進めることができました。いただいたご指摘は、大きく「医療現場のリアリティ」と「AI生成ならではの整合性」の2つに分かれます。
医療現場のリアリティ
たとえば、冒頭でお薬手帳が積み上げられている描写について、実務ではそのような対応はせず、1人の患者様の薬剤情報を実際の錠剤とお薬手帳(多くて2〜3冊)で確認するのが実情である、といったご指摘です。当社だけでは気づくことが難しい部分ですが、参考となる医療機関のページまでご提供いただきながら、一つひとつ映像に反映していきました。
AI生成ならではの整合性
カットごとに生成するというAIの特性上、別カット間での見え方の統一には調整が必要になります。今回も、お薬手帳を受け取るカットとスキャンするカットで手の印象が揃っていない、といったご指摘をいただき、該当箇所の再生成と調整を行いました。
⑥ 字幕・メリット紹介の追加と最終調整
修正に加えて字幕と後半のメリット紹介パートを追加し、再度ご提出しました。
ご調整並びにご作成いただきありがとうございます。
かなりイメージに近いものとなっております。
というお言葉とともに、気になる点を一覧にまとめてご共有いただきました。AIでできること・難しいことを踏まえたうえで整理してくださったため、優先順位をつけて対応を進めることができました。ご指摘は大きく「医療現場のリアリティ」と「AI生成ならではの整合性」の2つに分かれます。
特に細かかったのが、合成音声の調整です。文と文がつながって聞こえる箇所に間を入れる、専門用語が別の単語に聞こえないよう発話を整える——合成音声は、文字としては正しくても耳で聞くと意図どおりに伝わらないことがあります。この部分はAIに任せきりにはできず、実際に聞き込みながら一つずつ詰めていきました。
学会の日程が迫るなかでのご依頼でしたが、各回とも迅速に対応し、最終版をご確認いただいてFIXとなりました。
完成した動画
※こちらの動画は圧縮されています。実際の動画に比べ、画質を少し落としています
本編(約1分15秒)/学会上映・ブース展示用
学会での上映には画質を優先した動画が必要である一方、Webサイトに掲載する際にはファイルサイズが軽いほうが適しています。そこで、同じ内容で書き出し設定を変えた軽量版をあわせてご提供しました。
AI活用によるメリット
| 項目 | 一般的な実写制作 | 今回のAI活用制作 |
|---|---|---|
| 制作期間 | 撮影から納品まで1〜数ヶ月 | 約 2 週間 |
| 撮影 | 医療現場での撮影が必要 | 撮影不要 |
| 修正対応 | 再撮影が必要な場合あり | カット単位で再生成が可能 |
| 表現 | 患者情報等の制約を受ける | 利用シーンを自由に再現可能 |
今回のように現場での撮影が難しいテーマでは、AI活用のメリットが特に大きくなります。実際、ご指摘に対しても該当カットのみを作り直すことで、学会前の短い期間で複数回の修正対応が可能でした。
導入後のお客様の声
harmo株式会社 様より
「全体として、とても自然な形で仕上げていただき大変感謝申し上げます。」
「大変素敵な動画をご作成いただきましたこと感謝申し上げます。」
公開後の反響
学会での上映後には、「動画を見てブースに立ち寄った」という方が多くいらっしゃり、資料をお持ち帰りいただく機会も大きく増えたとのお声をいただきました。サービスの内容を短時間で理解いただける映像があることで、ブースでの会話がはじまるきっかけそのものが増えたという成果につながっています。
総括
今回の動画制作を通じて、医療現場での撮影という制約を受けずに、harmoシステムのサービス価値を映像として形にすることができました。
印象的だったのは、字幕の修正でいただいた一文です。harmoシステムのAI-OCRの説明として、「あとは人の目で確認して」を「あとは人の目で確認、修正して」に直したい、というご指摘でした。
これはharmoシステムというサービスの考え方そのものであると同時に、今回の動画制作のプロセスにもそのまま当てはまります。AIが素材を生成し、人が確認し、修正する。その繰り返しがあってはじめて、実際に使える一本になります。
現場を知るお客様の目と、映像として仕上げる私たちの手。その両方があったからこそ、「自然な仕上がり」と評価いただける動画になったと感じております。
AIを活用した動画制作にご関心がある方は、お気軽にご相談ください。
お客様情報
| お客様名 | harmo株式会社 |
| 業務内容 | ヘルスケア コミュニケーション チャネルのプラットフォーム開発と市場浸透
ヘルスケア コミュニケーション チャネルを活用した事業展開 |
| 公式サイト | https://www.harmo.biz/ |
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